「マネージング・フォー・ハピネス」を読みました
個人的なメモです。 良い本だったのでまとめてみました。 (なお、わたしはマネージャーではありません)
なんで読み始めたか
- 楽しく、かつ生産的に働ける方法を知りたかった
読んだ結果
- モヤモヤが晴れた。いちメンバーとして、こういう働き方だとパフォーマンス上がりそう、と思っていたことがたくさん書かれていて間違ってなかったと思えた。
- 自分が経験してきた組織は階層型組織が多く、この本でのグッドプラクティスではない。
- 会社はコミュニティなので、価値観を共有できるメンバーが集まってないと成り立ちにくいと思った。つまり、お金のためではなく、コミュニティで成し遂げたい何かがあることが大事。
- やっぱり中央集権的・階層型ではない、DAO・ティール的な組織が今後より必要になっていく。
メモ
(個人的に特に気になったところを抜粋して書いています。有用な内容はこれだけではありませんのでぜひ読んでみてください!)
- マネジメントは人ではなくシステムをコントロールする
- 全員マネジメント
- 幸せは結果ではなく過程。幸せだと結果はついてくる
- 結果を重視するのではなく、まずは信頼を重視する。信頼志向。
- 多くの研究により、「業績評価は、たいていの場合で内発的動機とチームのコラボレーションを破壊してしまう」ことが確認されている。
- 従来型の評価制度は組織の成果にほとんど影響を与えていない
- 個人目標は曖昧にすることにより範囲を方向性を持ったものになる
- 個人目標は自分自身の評価のためであって何らかのコントロールに使われてはならない。
- 結果ではなく行動を評価する
- 仕事に対してモチベーションを損なうことなく報酬を与えることは、マネジメントにおける最も難しい課題のひとつだ。残念ながら、ほとんどの給与システムが従業員からは不公平だと思われており、専門家からは非科学的だと思われている。だからこそ、想像上のパフォーマンスではなく、実際のメリット(称賛に値する功績)に基づいた代替策を考えるのが賢明だろう。
- 収入は競争ではなくコラボレーションに基づくべき。パフォーマンス計測方法は同僚からのフィードバック。内発的動機を育むような給与制度を使おう。
- 多彩な尺度で頻繁に幸福度を計測する。計測自体が仕事。
- 成功・失敗ではなく学びを祝う。
もっと知りたいと思ったことなど
- Management 3.0
- 評価制度
- 実際に実験したい
最後に
良い本だったので気になる方はチェックしてみてください😄